昔の歯に対する考え方 9
歯磨きや甘味制限が理にかなったむし歯予防法であることは分かっているのですが、先に述べたように、その実行が個人の生活習慣という、あくまでも個人の範ちゅうにあるために、最終的にはその個人の意志の問題ということになってしまいます。
これまで歯磨きなどが強調されながら、一向にむし歯の減少が見られないということは、理屈は分かっていても、個人の生活習慣にはある程度以上は踏み込めないという現実と限界を示しています。
この点、フッ素の利用は個人の生活習慣に入り込むことも簡単で、かつ歯磨きよりも効果を得やすいことに極めて大きな価値があると言えます。
