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2010年10月 アーカイブ

鼻アレルギーの症状

鼻アレルギーの症状のなかで、鼻がつまり、鼻呼吸の困難になることは、いちばん大きな問題です。


これを除くために鼻のなかに血管収縮剤が用いられます。


くしゃみや鼻水のおさえにも役立ちます。


むかしはアドレナリンがよく用いられましたが、そのあとでかえって反応性の充血を起こすことが多く、逆作用となることがありますので、いまは、テトラハイドロゾリン製剤(ナシビン、プリビナ)などの代用合成製剤が用いられています。


しかしこれとても長期にわたって乱用しますと、アドレナリンと同じように、かえって逆作用を起こすこともありますので注意すべきです。


手術療法最後に手術療法があります。


この目的は、鼻がつまるのでこれを除き、鼻の通気度をよくするわけですが、また鼻の粘膜のアレルギー反応を起こす場を少なくする意味もあります。


すなわち、鼻の腫れた粘膜を切除し、鼻中隔が曲がっておればこれを矯正する方法です。

鼻アレルギーの症状 2

鼻たけがあればもちろん摘出します。


この方法で案外、鼻のアレルギー発作をおさえたり、起こっても軽く経過させたりする効果のあることをよく経験します。


しかし手術療法は、やはりどこまでも暫定的なもので、やがて再発することも多く、再手術ということも起こります。


私の経験では、2回以上手術のやむなきにいたった場合は少なく、案外よい結果を示す場合が多いようです。


また、特殊な手術として、アレルゲンが見当たらない、つまり血管運動性(神経性)鼻炎の患者で症状のひどいときには、鼻に分布している自律神経を切断する方法もあります。


しかし技術的な問題もあって、あまり一般的に行なわれてはいません。


・・・以上、最近では、特異的減感作療法が広く行なわれ、かなりよい成績をおさめています。


しかし、だれにでも向く決定的な治療法ではなく、結局、その人その人により、生活条件なども考慮に入れ、適当な治療法を適宜併用していくべきでしょう。

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