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2011年01月 アーカイブ

3つの生体反応

以前ははって数分たってから皮膚が赤くなり、はがすと20~30分でその赤みが消えたのに、感作された人では、数時間後から赤くなったり、はがしても48時間から9六時間も赤みがのこったりします。


これを生体反応の時間の変化といいます。


このように、人のアレルギー反応は、量、質、時間の3点で変化するのが特色です。


もちろん、アレルギーにより生体反応が3点で変化したために、かえって人がその生活環境によりよく順応できるようになったり、外敵に対する抵抗力がより大きくなることもあります。


このように友に都合のよいアレルギーもあるわけで、これを免疫になったといいます。


この抗体を免疫抗体とよびます。


予防接種は免疫抗体をつくらせたり、他の動物でつくった免疫抗体を人にあたえるために行なうもので、私たちを恐ろしい伝染病から1定期間免疫にしてくれることはご存じのとおりです。


それに対して、人に都合の悪い過敏状態をまねく抗体を過敏抗体とよんで、免疫抗体と区別します。


免疫抗体があるために、私たちはさまざまの細菌、かび、食物、花粉や塵埃などの抗原性物質に過敏症にならずに生活してきたし、これからも生活を続けられるといえます。


皮膚の働き

人はだれでもアレルギー体質であるといっても過言ではありません。


たまたま、ある物質にアレルギー症だと医師に診断されて、すべての薬剤、物質に対してもアレルギーであると悲観したり、ノイローゼになることはないわけです。


さて、人体のもっとも外側にあって、筋肉、神経、内臓などをおおって防護しているのが皮膚です。


皮膚は決して単にものを包むものではありません。


それ自身、呼吸し、排泄し、新陳代謝し、他の臓器と密接に影響を及ぼしあっている、1つの大きい臓器です。


もろもろの外界の刺激に負けない強さをもつとともに、弾力性と柔軟性をもっています。


アレルギーの立場からいうと、無数の抗原になりうる物質と接触しながら、それらを皮膚内に侵入させないことを第一に、もし侵入したらすばやく運搬して排除するのを第二に、さらにすっかり包みこんでしまう働きを第三に行なっています。

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